Dr.真吾のBOOK健康相談室

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【今月のお悩み】年齢とともに肌が輝きを失い、化粧をしてもイマイチ顔がさえません。輝くようなつやのある肌にするにはどうすればいい?

20歳の肌と50歳の肌。ひと目でわかるその違いを、単純に「くすみ」と表現します。加齢とともにくすみが生まれるのはなぜでしょうか。それは、皮膚の細胞が新しく生まれ変わるペースが加齢とともに遅くなるからです。

フレッシュな細胞が誕生してから、やがて垢となって皮膚からはがれ落ちるまでの周期をターンオーバーといいます。

20代前半頃までのターンオーバーは約28日です。ところが、20代の半ばぐらいから全身の新陳代謝が衰えてくるため、肌のターンオーバーも次第に遅くなってきます。そして40歳を超えるとターンオーバーに約40日かかるようになります。
つまり、40歳を超えた人の肌には40日も前にできた古い細胞が、そのままへばりついているわけです。これが「肌のくすみ」となっているわけです。

私は健康管理やダイエットをテーマに、たくさんの中高年の女性を見ていますが、同じ年代の人でも肌のくすみには個人差があります。
そこで、肌のくすみがひどい人とそれほどでもない人に話を聞いたところ、肌のくすみがない人は、レタスやキャベツなど葉っぱの多い野菜が大好物で、よく食べていることがわかりました。それも、半端な量ではありません。大きなサラダボウルいっぱいの野菜を、毎日、最低1回は食べているのです。

女性の体に欠乏しやすい栄養素として、「葉酸」が話題になっています。葉酸はその名のとおり、とくに葉もの野菜に多く含まれる成分で、皮膚の細胞が生まれたり成長したりするのに欠かせないビタミンです。体のなかではつくることができないので、食べものからとることが必要となります。
つまり、年をとっても若々しい肌を保っている人は、知らず知らずのうちには肌にいい食生活を送っているのです。
まだくすみとは縁のない人も、今のうちから葉もの野菜をたくさん食べる習慣をつけておくと肌の老化を予防するのにとても役立つはずです。

葉酸と同様に、皮膚の細胞の成長を促し、ターンオーバーのペースを速める成分にビタミンB12があります。ビタミンB12は、ノリやカツオなど海産物にも多く含まれています。実際、肉類の好きな人より、魚介類を好む人のほうが肌がきれいな人が多いようです。肌の老化を防いで、いつまでも美しい肌を維持するには、葉もの野菜と魚介類を中心にした食事が必須といえるでしょう。

なお、ビタミンB12は単独でとっても効果を期待できますが、葉酸はビタミンB12がないと働きづらいというわがままなビタミンです。葉酸そのものが十分でも、ビタミンB12が不足していると効果は半減します。
ですから、葉もの野菜で葉酸をとるときは、ビタミンB12の多い食品を一緒にとるよう心がけてください。

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