Dr.真吾のBOOK健康相談室

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【今月のお悩み】南国のリゾートに行くのですが、日焼けが心配です。万全のUV対策を教えてください。

シミやソバカスの原因の一つとなる紫外線には、UV-A(長波長紫外線)とUV-B(短波長紫外線)の2種類があります。

UV-Aは、生活紫外線とも呼ばれていて、雲や窓ガラス、カーテンを通過して肌の奥にまで届く、まさに美白肌の大敵。表皮の下の真皮にまで達して、メラニン色素を増殖させるばかりでなく、コラーゲンやエラスチンを攻撃して、シワやたるみなど肌の老化を引き起こします。

これに対し、屋外などで日に焼けると、肌がほてったり赤くなったりしますが、それはUV-Bのしわざです。UV-Bはレジャー紫外線とも呼ばれていて、表皮までしか到達しないものの、大量に浴びると肌を守ろうとしてメラニン細胞がメラニン色素を生成するため、シミ・ソバカスの原因となります。
紫外線から肌を守るためには、UV-AとUV-Bの両方をしっかりカットする必要があります。

日差しの強い真夏や、南国の海辺では、念入りにUVケアを行いましょう。砂浜にいるときは、できるだけつばの広い帽子をかぶり、長そでのビーチウェアやTシャツなどを着用し、サンスクリーン剤を2時間に一度ぐらいの割合でつけ直すようにしましょう。
とくに、海からあがった直後は、体をサッとふいて、必ずサンスクリーン剤をつけ直すこと。これで、ある程度、日焼けを防止することができます。

そして、美白効果のあるビタミンCを事前にとっておくと、さらに安心です。
ビタミンCには、メラニン色素が必要以上につくられるのをコントロールしたり、肌にダメージを与える活性酵素が日焼けの炎症によってつくられるのを抑える働きがあります。
また、真皮まで入り込むUV-Aは、コラーゲンを破壊するだけでなく、肌のうるおいを与えるセラミドの働きもダウンさせてしまいます。ビタミンCにはこのセラミドを守って肌のバリア機能をアップさせる働きがあり、真皮への攻撃をかなり防ぐことができます。
こうした日焼け対策としてビタミンCを摂取するときは、1日3回、1回につき3gぐらいとると、効果を期待できます。

ところで、日焼けで問題なのは、こうしたバカンスのときより、むしろ普段の生活にあるのをご存知ですか?

晴れた日はもちろん、曇りの日も紫外線は地表に降りそそいでいます。洗濯物を干すときや、ちょっとコンビニへ行くというときにも油断は禁物です。
とくに、UV-Aは、窓ガラスやカーテンも通り過ぎてしまうので、室内でも安心できません。車の運転中も要注意です。

また、日差しの強烈な夏になってからUVケアをはじめる人が多いようですが、紫外線は年中無休。ですから、UVケアは一年中日常的に行いましょう。

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