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善玉コレステロールを60mg/dl以上に

 年齢とともに動脈硬化は進行します。動脈の内壁が次第に凸凹になり、そのなれの果てが心筋梗塞や脳梗塞です。80歳や90歳を超えても頭脳明晰でぴんぴん元気でいられるかどうかは、動脈硬化の程度に比例するといっても過言ではありません。血圧やコレステロール、中性脂肪、糖尿病、タバコ、ストレスなどはすべて動脈硬化を進行させる元凶です。

 ところが人体にはただ一つ、動脈硬化を防止する成分があります。それが善玉コレステロールです。正式にはHDLコレステロールと言います。人間ドックでは必ず測定されています。HDLコレステロールの数値が高い人は、それだけで動脈硬化があまり進まず、長生きの確率が飛躍的に高くなっているといえるでしょう。目標ラインは、60mg/dl以上です。

 ストレスがたまっていると善玉コレステロールは低下してしまいます。また、たばこを吸っても低下します。体重増加でやはり低下するのです。まさに、健康状態を映し出す鏡といえるでしょう。リラックスできる楽しい毎日を送っていれば、善玉コレステロールは上昇します。

 善玉コレステロールを上昇させる食べ物のキーワードは、青魚とクロムです。クロムとは、ミネラルの一種でアサリやハマグリ、海草類などの海の底に潜む生物や植物に多く含まれています。

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