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ビタミンCを見直しなさい

 ノーベル賞を二度受賞したポーリング博士は、「ビタミンCをたくさん取れば長生きできるはずだ」と叫び、1日に12グラムものビタミンCを摂取していました。実際、彼は93歳で死ぬ直前まで元気に生活し、肌もつやつやしていたそうです。ビタミンCには健康に対する好影響がたくさんあります。それらの一つ一つは、他に譲るとしてここでなんとしても知っておいて欲しいのは、「食べ合わせによるニトロソアミンの合成阻害作用」です。

 なじみの深い食べ物で防腐剤の亜硝酸塩が含まれている食品がたくさんあります。ソーセージ、ウインナ−、ハム、たらこ、かまぼこなどです。一方、トウガラシやコショウには二級アミンという成分が含まれています。この亜硝酸塩と二級アミンが胃の中で混じり合うとニトロソアミンという強力な発癌物質が生成されます。ソーセージとトウガラシ、ハムとトウガラシ、ソーセージとコショウなどはごくありふれた食べ合わせです。その組み合わせで発癌物質ができるのですから、まさに、食べ合わせの恐怖といえるでしょう。そのニトロソアミン合成の反応を防止するのがビタミンCです。ビタミンCが共存すれば、ニトロソアミンは合成されないですみます。

 そういえば、これらの組み合わせのメニューのそばにはレモンが添えられていることが多いでしょう。長年の経験から生まれた知恵とはすごいものです。キーワードは「レモンが添えられている料理にはレモンを搾る」というところです。

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