女性特有の体調不良を解決しましょう

●プラセンタについて

 子育て終了後の人生をめいっぱいエンジョイする方法はないでしょうか。子育て終了後が女性の人生で最も楽しくなる時期だと私は思っています。また、社会的にもそれが受け入れられ、最近の50歳前後の女性は、元気あふれてピチピチしているようにみえます。目一杯エンジョイするためには、若々しいカラダを取り戻すことからスタートです。子育て終了後に、自分のカラダをリフレッシュして、若々しさを取り戻す方法について語ってみましょう。
女性のカラダは、性周期に支配されている、という側面があります。周期的に変動する女性ホルモンは、カラダや心理状態に、陰に陽に好不調の波をもたらします。更年期という独特の期間もあり、その時期が子育て終了後にも該当します。また、肩こりは圧倒的に女性に多いのですが、これも女性特有の体調不良のひとつと言えるでしょう。
漢方薬で有効なものがあります。またホルモン剤で有効なものもたくさんあります。更年期以後にプラノバールという薬などを内服していると女性特有の体調不良が減るようです。しかし、それらの「いかにも薬」という感じのものには、なんとなく副作用の陰がつきまといます。
重大な病気で、やむを得ず荒っぽい治療をするときには、あまり薬の副作用は過大視されないものですが、命にかかわらない病気の治療をするための薬で重大な副作用が現れたなら、とても後悔することになります。副作用の心配がなく、若返りにも利用できる起死回生の手法はないものでしょうか。
プラセンタが流行の兆しを見せています。「プラセンタ」は、日本語では「胎盤」と訳しますが、今では「胎盤から抽出した生理活性物質(エキス)」のことを抽象的に示すようになっています。プラセンタ美容法という言葉をよく聞くようになりました。
プラセンタには大きく分けて2系統の作用があるようです。
1つは成長因子としての作用です。精子と卵子からなるたった一つの受精卵から骨を造り、内臓を造り、筋肉を造り、脳を作り、神経を作り、皮膚を作り・・・やがて一人の人間へと成長させていくときの成長因子です。その成長因子の作用で、カラダの中にフレッシュな細胞を造り出す効果が予想されます。肌に対する作用でも、表面から修復するのではなく、裏側から新鮮な細胞をつくって置き換えていくというイメージです。この効果は、美白効果、若返り効果、肌の調子を良化させる効果として期待されます。
もう一つは、女性ホルモン様の作用です。胎盤にはもともと女性ホルモン作用があります。この作用が、女性特有の体調不良を吹っ飛ばす作用として働いてくれます。
メディカルサロンでは、希望する人に診察の上、プラセンタを注射で投与していますが、副作用を訴えた人が一人もいません。文献報告でも副作用例は皆無的なようです。もともと医療用として利用されているプラセンタは、ヒトの胎盤から抽出された、いわば完全天然物だからでしょうか。あるいは、その成分を与えられながら、人は受精卵から成長してきたからかもしれません。とにかく、副作用がほとんどないというのは嬉しいことです。
女性特有の体調不良を吹き飛ばし、若返って、ピチピチしたカラダを取り戻すには、まさに起死回生といえるでしょう。最近ではプラセンタをカプセルにしたものもありますので、利用するのも一手かも知れません。
 この話で、子育て終了後の人生に夢を取り戻して、将来の楽しみ不足という「心の痛み」が取れてくだされば、まことに幸いです。


名医がおしえる「からだの痛み」にすぐ効く本」(三笠書房/著者・風本真吾)に掲載されています。

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