健康ワンポイントレッスン

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「血糖について詳しく知ろう」

血糖値

血液中に溶け込んでいるグルコース(糖分)の濃度のことを血糖値といいます。甘いドロドロした砂糖の濃度といった方がわかりやすいでしょう。

健常な人の血糖値は、大体80〜160(mg/dl)の間と思ってください。砂糖を含むものを食べると、その直後から1時間後くらいまで血糖値は下がり、80〜100ぐらいになります。つまり、食事に応じて血糖値は80〜160の間を変動しているのです。

血糖値が極端に低くなる低血糖症状

食事をせずに長時間過ごせば、猛烈な空腹感に襲われることでしょう。それだけではなく、全身に力が入らなくなり、冷や汗が出てくることがあります。それに、居ても立ってもいられない気分になってしまいます。血糖値が極端に低くなる低血糖症状です。こんな症状が現れたときは、スプーン1杯ぐらいの砂糖を口に入れてください。しばらくすれば、落ち着いてきます。

血糖値が異常に高くなってしまう病気「糖尿病」

これとは逆に、血糖値が異常に高くなってしまう病気が糖尿病です。食後に血糖値を測ると、大体200以上の非常に高い数値になります。糖尿病は放置すると、絶対に長生きできません。「糖尿病です」と言われたのに、治療しないで放っておくと、10年〜20年後には眼が見えにくくなってきます。そして、腎臓の機能が悪くなり、透析治療が必要になってきます。その前に心筋梗塞や脳梗塞で死んでしまう可能性も非常に高いのです。

この糖尿病は遺伝の影響を強く受けますので、両親や祖父母に糖尿病の人が1人でもいるのなら、糖尿病になる可能性はかなり高いといえます。父、母のどちらかが糖尿病なら、あなたが将来、糖尿病になる確率は20%です。もし、親族に糖尿病の人がいるなら、急な体重増加や暴飲暴食に気をつけてください。それがきっかけとなって糖尿病を発症することが多いのです。逆に、親族に糖尿病の人が1人もいないのなら、あまり心配することはありません。

喉が渇く、食後どうも身体がだるくなる、尿酸や尿の回数が増えた、などの症状があれば、糖尿病の可能性ありと考えましょう。そのときはまず、採血して早朝空腹時血糖値とヘモグロビンA1cを調べます。どちらか一方でも異常なら、経口糖負荷検査を行いましょう。検査の結果、糖尿病と診断されてもあわててはいけません。まず冷静に考えることが大切です。急に何かが起こったりはしませんから、どのような生活をするべきか、ある程度自力で検討してみましょう。

また、糖尿病というほどではないけれど、血糖値が人並み以上に高い状態を「耐糖能障害あり」といいます。この耐糖能障害があると長生き計画上、とても都合が悪くなります。動脈硬化が急速に進行し、心筋梗塞の発症率だけで健常者の2倍ほどになってしまうからです。眼が見えにくくなったりすることはありませんが、これは糖尿病患者と同じくらいの確率です。

検査の結果、「耐糖能障害あり」となったら、寿命に対してある程度の覚悟をもたなければなりません。

関連サイト「糖尿病らくらく克服術