健康ワンポイントレッスン

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「クロムのはたらき」

クロムはコレステロールや血糖値に好影響を与える

アサリやハマグリなど海の底に潜む生物や海藻類には、ミネラルの一種であるクロムが多く含まれています。

糖尿病患者にクロムを大量投与すると糖尿病が改善することから、クロム含有耐糖因子が存在し、クロム欠乏と糖尿病は関係があると、医学界では古くから知られていました。

虚血性心疾患患者(狭心症や心筋梗塞など)では、血中クロム濃度が低下しています。少し難しい表現になりますが、

「クロム欠乏が脂質や糖代謝に影響を与え、その結果、動脈硬化の危険因子である耐糖能の低下ないし糖尿病、インスリンレベルの上昇、HDLコレステロールおよびHDL/LDLコレステロール比の低下が起こり、冠動脈疾患のリスクが高まる」

と医学界では理解されています。

要するに、クロムはコレステロールや血糖値に好影響を与え、動脈硬化の予防に役立つということです。

さて、クロムには血液中のブドウ糖を取り込み、エネルギーとして消費すると同時に、筋肉の働きを助ける作用もあります。つまり、同じ運動でより多くのエネルギーを消費できるようになるのです。

また、運動時の消費エネルギーを増やすだけでなく、基礎代謝機能をアップさせる働きもあるので、クロムを飲むとやせやすい体質がつくれることになります。年齢とともに基礎代謝は衰え、やせにくい体になっていきますから、クロムを上手に使いながら内臓脂肪を減らすのが効率的なダイエットといえるでしょう。クロムを飲んでから運動をすると汗がドッと吹き出てくるので、効いているのが実感できます。

このように、クロムは糖尿病を改善する作用以外にも、善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らすという働きをもち、さらにはダイエット(体重管理)にも応用できるという何とも優れた魔法のミネラルなのです。