健康ワンポイントレッスン

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禁煙で肺を若く

「たばこは百害あって一利なし」といわれますが、実際には一利二利はあるようです。愛煙家が自然とたばこを求めるのは、たばこには心身を落ち着かせる効果があるからです。また、たばこを吸い続けながらも高齢まで生き延びた場合、アルツハイマー病の発症頻度が低くなるという医学データもあります。

ニコチンはある意味で脳にプラス効果をもたらしているのでしょう。とはいえ、「それならたばこを吸いまくってやるぞ」と判断するのはやや冷静さを欠いています。たばこは、確かに健康被害をもたらします。

たばこが健康に悪影響をもたらす成分として、ニコチンやタールが知られていますが、それらを分析すると、実に200種類を超える有害物質が含まれています。一時話題になった毒性物質のヒ素も微妙ながら、たばこに含まれています。ヒ素はまた、肌に色素沈着をもたらします。

たばこを20本吸う人の肺がん発症率は吸わない人の約4倍、40本吸う人の発症率は約9倍です。さらに、たばこを吸う男性の喉頭がんの発症率は、吸わない人の32倍に達します。一日に20本吸う男性が40歳代で心筋梗塞を発症する確率は、吸わない人の3倍を超えています。

がんや心筋梗塞に見舞われなくても、たばこを1本吸うごといに肺へのダメージは蓄積していきます。たばこが肺を老け込ませることは確実です。

若々しさを保つには、体のあらゆる部分を老けさせてはいけません。90歳を超えても活力旺盛な人生を設計する上では、冷静にデータを知り、やはり“たばことは縁を切るしかない”と心の奥底で認識しておいてほしいものです。たばことは縁を切るしかない