健康ワンポイントレッスン

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魔法のミネラル「クロム」の効果

太っている人は、たいてい身体の新陳代謝が衰えています。そういう人が急に運動を始めても、あまり汗をかかなかったり、エネルギー不足のせいで長く続けられなかったりします。

代謝の悪い人は、同じ運動をしても、代謝のよい人に比べて消費エネルギーが少なくなります。身体がなまけていて、エネルギーをうまく使えないのです。したがって、できるだけ身体の代謝機能を高めて、消費エネルギーを増やす必要があります。

そこで役立つのが、ミネラルの一種である「クロム」です。クロムは、代謝機能の衰えた、なまけた身体に喝を入れ、運動時の消費エネルギーを増やしてくれます

私たちの身体の中には、「クロム親和性細胞」といって、クロムと結びつく細胞が存在しています。ひとつは褐色脂肪細胞で、もうひとつはアドレナリンを分泌する副腎髄質の細胞です。

褐色脂肪細胞は、血中のブドウ糖を積極的に取り込みエネルギーとして消費しますが、その活性度は加齢とともに衰えます。年をとると、若い頃と同じ運動をしてもなかなかやせないのは、そのためです。

そこで、食事やサプリメントでクロムを補うと、衰えていた褐色脂肪細胞の機能が再び活性化され、エネルギー代謝が高まります。その結果、同じ運動でもより多くのエネルギーを消費することができるようになります。褐色脂肪細胞は、「太りやすい」「太りにくい」という体質にもかかわるものなので、クロムをとれば「太りやすい」タイプの人でも、体質を改善することができます。

また、脂肪の分解を促進する体内物質には、成長ホルモンのほかにアドレナリンもあります。クロムは、副腎髄質の細胞にも働きかけてアドレナリンの分泌を促し、エネルギー消費を増やします。アドレナリンの分泌量は運動そのものによっても増えるので、クロムをとって運動すれば、より効果が高まります。

さらに、クロムには筋肉を増強する作用もあります。クロムを摂取している人としていない人とが同じメニューで10週間運動すると、クロムを摂取している人のほうが速く筋肉が発達します。筋肉はもっともカロリーを消費する部位なので、この点からも、クロムはエネルギー消費量を高めるのに、ひと役買うわけです。

このように、クロムは褐色脂肪細胞と副腎髄質の両方に働きかけ、さらに筋肉量を増やしながら、どんどん消費カロリーを増やして、体脂肪を燃やしてくれます。

クロムは、アサリやシジミ、ハマグリ、海草などに多く含まれています。しかし、消費カロリーを確実にアップさせるには1日に200マイクログラム以上とることが望ましく、サプリメントなどを利用するのが現実的です。

日ごろからクロムのサプリメントをしっかりとり、体内におけるクロムの濃度を高めておきましょう。クロムを体内に十分に蓄積した状態で運動すれば、その効果は飛躍的に高まり、ダイエットもスムーズに進みます。

クロムはダイエットの作用以外にも、善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らし、糖尿病を改善する作用ももっていますので、日常の生活において十分に意識してほしいと思います。

クロムで痩せやすい体質に