健康ワンポイントレッスン

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見た目の老化も免疫力不足から

体の免疫力が落ちると、肌にも影響がでます。

女性の方はもちろんですが、男性でもシミの悩みを抱えている人は少なくありません。鏡を見てシミを発見したら、「年をとったなあ」とため息をつきたくなるでしょう。老けて見られないためにも、やはりシミがない若々しい肌を保ちたいものです。

紫外線を浴びると、私たちの体は表皮の中にメラニンとよばれる物質をつくりだして、内側の細胞を紫外線から守ろうとします。紫外線を浴びると日焼けしますが、表皮の細胞は約1か月で新しい細胞と入れ替わるので、通常の日焼けなら1か月ほどで、もとの正常な肌に戻ります。

このような表皮の細胞の入れ替わりは、年齢とともにスピードが遅くなります。その結果、メラニンを含んだ細胞が肌の中に残り続け、なかなか消えずに滞留してしまいます。これが日焼けによる色素の沈着=シミの正体です。

たとえば、20代のころに日焼けしていた人が、30代になると突然シミが出てくることがあります。これは「シミ爆弾」とよばれています。紫外線の影響により、表皮の中に潜んでいるメラニン細胞に突然変異が起こって増殖したときに、シミの元になるメラニン顆粒を出して一気にシミができるという流れです。

20代のころは免疫機能が働いて変異したメラニン細胞を除去できても、30代になり免疫力が落ちると抑えきれなくなり、一気に爆発してしまうと考えられます。
年を重ねればさらに免疫力が落ちますから、シミもどんどん増えていくのでしょう。

また、脂肪がもとになってできるシミは、体内の脂肪が変化した過酸化脂質が原因です。
細胞膜を構成する脂質が体内で過剰に発生した活性酸素と結びつくと、有害な過酸化脂質に変化します。この過酸化脂質がタンパク質と結びつくと、老人性色素斑とよばれるシミができるのです。また、過酸化脂質そのものが肌の老化を進行させることもわかっています。

活性酸素は、体内に侵入した最近を攻撃するなど、免疫システムを補助するような働きを持っていますが、一方で、過剰になると私たちの細胞を傷つけたり、過酸化脂質を作るなど有害な作用をするようになります。

シミや肌の老化の原因となる過酸化脂質ができないようにするには、過剰な活性酸素を発生させないことが大切です。活性酸素の過剰発生を避けるには、ストレスを避け、規則正しい生活、正しい食事をして、心身を健康に保つのがベストです。煙草やアルコールも活性酸素を発生させる原因ですので、気をつけてください。