健康ワンポイントレッスン

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「なんとなく疲れやすい」を放置しない

「最近、朝から疲れている。なぜだろう」
「疲れやすくなった。年のせいかなあ」
「以前はそんなことはなかったのに、夕方にどっと疲れる」

中年にさしかかると、多くの人が、こんなセリフを口にするようになります。2時間しか寝ていない、前日に厳しい運動をした、など原因がはっきりした「疲れ」ではなく、なんとなく原因不明のまま疲れが続く、回復しにくいという状態です。

これを「年のせい」「体質」で片づけてしまうのは危険です。体が疲れやすくなる原因は、体質や加齢だけではありません。はっきりとした原因が潜んでいて、その原因を取り除くことによって、あっけなく回復することもしばしばです。たとえば、ある種のウイルスが慢性疲労症候群の原因になっていることも多いのです。抗ウイルス治療を行えば、疲労は回復します。
人の身体は、本来、ぴんぴん元気に動き回れるようにできているのです。疲れやすいときは、何かの原因が潜んでいると考えてください。

疲労感をともなう病気には、高血圧、低血圧、心臓や肺・呼吸器の異常、貧血、糖尿病、肝機能異常、腎臓の異常、甲状腺の異常、がん、ウイルス感染など、さまざまな病気があります。
多くの病気は血液検査や尿検査で調べられます。はっきり原因がわかれば対処法もわかるので、早めに検査を受けたほうがいいでしょう。

対処に困るのは、病院の検査で異常がない場合です。

「異常はありません。ストレスですね」

で済まされるケースが大半でしょうが、これでは問題を解決できません。今は「ただの疲れ」であっても、放っておくと疲労が蓄積して大病を招くことも考えられます。疲労は長寿の大敵です。

解決できないように思える疲労でも、原因別に正しく対処してメンテナンスをしてあげれば、取り除けます。自分で自分の身体をいたわる、セルフメンテナンスが必要になります。

病院の検査ではわからない、疲労感の原因は以下のとおりです。

  • 免疫力の低下
  • 睡眠不足
  • 脳内疲労
  • 連日の飲酒
  • 慢性的な食べ過ぎ
  • ビタミン不足、ミネラル不足
  • アラキドン酸体質
  • 慢性化した軽い脱水症状

病気ではない、というだけでは「健康」とは言えません。健康管理とは、病気予防だけではなく、体調も管理することです。疲労回復は体調管理の主要課題。生活を改善するだけではなく、サプリメントなども効率よく利用して、原因別にセルフメンテナンスに取り組みましょう。小さな心がけが長寿への第一歩です。