健康ワンポイントレッスン

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こんな兆候には要注意

アルコールは大昔から人類の生活に密接に関連してきました。医師はアルコールの悪弊を語ることが多いのですが、ストレスを解消し、人生を楽しむ手段のひとつであることは間違いありません。
酒は「百薬の薬」ともいわれますが、飲み方によっては、まさに毒にも薬にもなります。適量を守り、ときにはアルコールを飲まない日を設けるのも大切なことです。

アルコールによる健康問題と聞くと、肝機能の異常を連想する人が多いでしょう。過度の飲酒によって脂肪肝になったり、肝機能の検査値に異常が出るのはよく知られています。

さて、そんな健康問題のひとつにアルコール依存症があります。
アルコール依存症を一言でいうと、「大切にしていた家族、仕事、趣味などよりも飲酒をはるかに優先させる状態」です。飲酒のコントロールができず、朝から晩までお酒をひたすら飲んでいます。
だからといって、「この酒飲みが・・・」と思ってはいけません。本人の心の中は「つらい、アルコールをやめたい!でも、体がいうことをきいてくれない。どうしても飲んでしまう。なんとかしてくれ!」こんな気持ちなのです。

では、どのような人がアルコール依存症になるのでしょうか。「仕事ができず、職場にも適応できないで、お酒ばかり飲んでいる人」というイメージが浮かぶことでしょう。実際は、それだけではありません。「几帳面で、必要以上に仕事熱心で、仕事にのめり込みやすい人」も、アルコール依存症にかかりやすいのです。
入院して完全禁酒状態にするのが治療方法ですが、途中であきらめて逃げ出してしまう人も多いのです。治療しないで放置すると、そのうち尿や便をたれ流しにするという状態になってきます。そして、突然死してしまうケーズも少なくありません。

念のため、アルコール依存症になりかかっていないかどうかをチェックする方法を説明しましょう。

あなたが、数週間から数か月、ほぼ毎日お酒を飲み続けているのなら、1日だけ禁酒してみてください。たった1日なのに、「どうしても飲みたい」という気持ちを我慢できなければ、危険な兆候といえます。また、「我慢はできたが、どうも寝付けない。眠りが浅い」というもの危険な兆候です。そんな兆候が出たときは、ワンポイントリリーフで睡眠薬を用いて、ぐっすりと眠ってください。飲酒なしで普通に眠れるようになるまで禁酒したほうが無難です。