健康ワンポイントレッスン

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肌色の秘密-色白・色黒の分かれ目はココ!

肌の色が白い人と黒っぽい人がいるのはどうしてでしょう?
また、同じ人でもお腹や腕など体の部位によって肌の色が違っていたり、あるいは白色人種、黒色人種、黄色人種と、同じ人間なのに極端に肌の色が違ったりするのはどうしてなのでしょうか?

実は、肌の色は、ある3つの要素から決まるのです。

まずは、「皮下脂肪の色」です。皮下脂肪というのは、肌(皮膚)の下にある脂肪のことで、やや黄色っぽい色をしています。ですから、もともとの人間の肌の色というのは黄色っぽいものです。たとえば、白人の肌の色は真っ白だと思われがちですが、やや黄色みがかかった肌色をしていることがわかると思います。これは、皮膚の下にある脂肪の色がそのまま反映されているということです。また皮膚に含まれているカロチン色素もやや黄色みをおびています。

次に「血液の色」です。私たちの肌は、上から「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層からできています。そのうち、真皮の表・裏両面には毛細血管が張りめぐらされていて、そこを血液が流れています。その色が肌の色として見えるのです。

最後は、皆さんよくご存じの「メラニン細胞」です。メラニン細胞は、表皮と真皮の間にあって、メラニン色素をつくっています。単純に「肌の色が白いか黒いか」を決めるのに、もっとも深く関与しているのがこのメラニン細胞です。
メラニン細胞がたくさん色素を出せば黒っぽい肌になるし、細胞がほとんど色素を出さなければ、白い肌でいられます。

さて、「抜けるように白い肌」とか「透きとおるような白い肌」という表現をしますが、このような肌の状態をつくるのには、どうすればいいのでしょうか。

皮下脂肪や血液の色を変えるのはむずかしいでしょう。ポイントは皮下組織にあります。肌の一番奥にある皮下組織は、細胞(線維芽細胞と脂肪細胞)のほか、線維質の「コラーゲン」と「エラスチン」、その線維の隙間を満たす「コンドロイチン硫酸」と「ヘパラン硫酸」、「ヒアルロン酸」、そして「水」からできています。
このうち、皮下組織をつくっているコラーゲンとエラスチンの密度がゆるくて、その隙間を満たすコンドロイチン硫酸、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、水がたくさんあると、抜けるような白い肌になります。これは、遺伝的な要素が大きいのですが、ある程度日常生活で修整することもできます。

つまり、「透きとおるような白い肌」の条件は2つ。
「メラニン細胞の活性度が低いこと」と「皮下組織の線維成分の密度がゆるいこと」です。