健康ワンポイントレッスン

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ストレスが多いと肌が黒くなる?

透きとおるように白く美しい肌のことを、「美白肌」と表現するようです。
そんな白く美しい肌をつくる上で重要な関係がある「メラニン細胞」は、もともとは神経細胞の一種でしたが、進化の過程で真皮のすぐ上に取り残された状態になり、肌の健康に大きな役割を果たすようになったというわけです。

メラニン細胞は、刺激を受けるとメラニン色素をつくります。そのとき、そのおおもとになるのが「チロシン」というアミノ酸です。
このチロシンが「チロシナーゼ」という酵素と反応すると、最終的にメラニン色素ができるのです。
ちなみに、チロシナーゼはもともとメラニン細胞のなかにある酵素で、美白化粧品では、このチロシナーゼの働きをどれだけ阻害できるかというのが、美白効果の目安にされています。

メラニン細胞がメラニン色素を作り出す原因には、紫外線や化粧品などの外部からの刺激のほかに、脳の一部から分泌される「メラニン細胞刺激ホルモン」の刺激もあります。
全身に異常なほどシミ・ソバカスが増えてきたというようなときは、このメラニン細胞刺激ホルモンが、過剰に分泌されていることが考えられます。
男性よりもホルモンバランスの乱れやすい女性のほうが、シミやソバカスができやすいのも、おそらくメラニン細胞刺激ホルモンの分泌異常が起こりやすいせいだと思われます。
また、ストレスがたまるとホルモンバランスはくずれやすいものですが、このメラニン細胞刺激ホルモンも例外ではありません。
したがって、白い肌をつくるのに不可欠な「メラニン細胞を刺激しない」という条件を満たすためには、紫外線対策だけでなく、日ごろからストレス解消も心がけ、メラニン細胞刺激ホルモンの分泌を狂わせないようにすることが大切なのです。

また、私たちの体からは、メラニン細胞刺激ホルモンの分泌を抑える作用を持つ肌の味方「ノルアドレナリン」というホルモンも分泌されています。
このノルアドレナリンは、運動をしていない人より、運動をしている人の方が多く分泌されるという傾向があります。
したがって、メラニン細胞刺激ホルモンの分泌を抑え、シミ・ソバカスのない白い肌をめざすなら、適度な運動も効果があるかもしれません。