健康ワンポイントレッスン

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キノコは「抵抗力」を高める

キノコは低カロリーで、ミネラルやビタミン、食物繊維が豊富。キノコシーズンまっただ中の今、たっぷりと摂りたい食材の一つです。
ダイエット効果や便秘予防などたくさんの健康効果があるといわれるキノコですが、注目したいのは免疫力を高める効果。キノコに含まれる「β-グルカン」という物質が、免疫力を強くするといわれていますが、実は詳しいメカニズムまではわかっていません。

β-グルカンは、食物繊維の一種です。キノコのほか酵母や大麦などに存在する成分で、コレステロール値の上昇抑制やガンの抑制効果をはじめ、多くの可能性を秘めているとして、発見から現在に至るまで研究が続けられています。

β-グルカンの発見は、ブラジルのサンパウロ郊外ピエダーテ地区のガン発生率が低いことが知られるようになったのがきっかけでした。
その地区の住民の食事を調査した結果、彼らはアガリクスキノコを日常的に食べていると分かったのです。
そのときから、アガリクスキノコの成分を分析し、β-グルカンという物質が、免疫力を高める成分として注目されるようになりました。

NK細胞活性をチェックしながらβ-グルカンを摂取し続けると、NK細胞活性が上がっていくのがわかります。アガリクスキノコそのものではなく、β-グルカンのサプリメントを摂っても、同様の効果が認められます。
アガリクスキノコは滅多に見かけませんが、β-グルカンはアガリクスキノコ以外のキノコにも含まれています。シイタケ、マツタケ、シメジ、エノキ、マイタケ、エリンギなど、どのキノコにも含まれていると考えていいでしょう。

キノコは通常の野菜とは異なる、菌類と呼ばれる生物です。種ではなく胞子で殖えるのが特徴です。菌類は葉緑素を持たず、自ら光合成を行なって養分を作ることはできませんが、逆に言えば、光が無くても、養分があれば生育ができます。
現在では、いろいろなキノコが人工的に栽培されていますが、秋の味覚の代表であるマツタケの人工培養にはまだ誰も成功していません。いつの日かマツタケが食卓の定番に・・・そんな日がくるのでしょうか。

くせがなく、どんな料理にも活用できるのがキノコの良さ。生きもの以外にも、乾物を利用するなどして、積極的に摂りたいものです。

インフルエンザや風邪の季節がもうすぐそこまで来ています。キノコの健康パワーで、負けないカラダを作りましょう。