健康ワンポイントレッスン

健康ワンポイントレッスン

一覧に戻る


トップページに戻る

脳に筋肉に!疲労の特効薬「ニンニク」

40歳を超えたころから「若い時よりもストレスが増えた」と感じる人が急増します。
昇進で仕事上の責任が重くなった、上司(部下)との関係がうまくいかない、などといつ仕事上の悩みもあれば、子どもの進路に不安がある、親の介護が必要になりそうなどの家庭の問題もあるでしょう。住宅ローンや学費など金銭面の悩みもあり、何かと心配事が増えるものです。

脳内疲労は、少々乱暴な言い方をすれば、脳の使い過ぎ、考え過ぎから起こる疲労です。肉体的には疲れ知らずでも、気付かないうちに脳内疲労をため込んでいます。
脳内疲労を「気持ちの持ち方でなんとかなるだろう」などと軽く考えるのは危険です。ストレスが蓄積した結果、うつ病にかる人は、現在も増え続けています。うつ病にならなくても、不眠やストレス性の胃潰瘍、じんましんなど、脳内疲労の蓄積が原因で起きる病気は多く存在します。

慢性疲労症候群も、脳の疲労調節機能が働かなくなって起きることが、研究で明らかになっています。疲労がたまると、何よりも気力そのものが低下してくるので、気持ちの持ち方をどうこうするどころではなくなってしまいます。

つまり、「脳内疲労→体の不調→さらに脳内疲労がたまる→さらに体も不調になる」という悪循環から抜け出せなくなるのです。

なかなか判断できなくなった人や、忙しいのに頭がボーっとしている人は、脳に疲労がたまっている状態です。物忘れがひどくなったのも、年のせいではなく脳内疲労が原因の場合があります。

脳内疲労を解消する代表的な栄養素は、ビタミンB1、B12、葉酸のビタミン類、卵黄や大豆のレシチン、そして青魚成分のEPA、DHAなどです。EPAは脳全体の血流を高めるためにも大活躍します。
その中でも、脳内疲労の解消に特に効果があるのがビタミンB1。特にニンニクは、ビタミンB1がアリシンと結合して含まれているので、吸収がよく、即効性がある優れた脳内疲労回復食材です
また、ニンニクは脳だけではなく筋肉疲労の回復にも高い効果を発揮します。これもビタミンB1の効果です。激しい運動をした後などに摂っておくと、筋肉痛を軽くできます。

ほかにも、ニンニクには殺菌効果、新陳代謝の促進、免疫力の向上など、さまざまな薬効があります。ちょうど今が旬(5月〜8月)で、スーパーなどで売られているもののほとんどは、この時期に収穫され乾燥させたものです。
夏にはぴったりの食材なので、薬味や料理の素材として積極的に使いたいところですが、食べ過ぎると胃を荒らすこともありますので、摂り過ぎは禁物です。また、ニンニクは苦手とでう方は、サプリメントで代用してもよいでしょう。