健康ワンポイントレッスン

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ストレス発散が上手な人ほど、肌が美しい

ストレスが心身の健康によくないことは、あらためて触れるまでもないでしょう。肌にとっても、ストレスは大きな脅威です。
ストレスは肌にどのようなダメージを与えるのでしょうか。

ストレスがかかると体内に活性酸素が発生します。すると、肌の細胞がサビついて、健康で美しい状態を保つことができなくなります。また、メラニン細胞も刺激されて、シミができやすくなります。
ストレスは脳の視床下部というところで感知されるため、ストレスがかかると脳が疲れてきます。すると、脳疲労を回復するために、脳に優先的に血液が回されます。結果、顔面の血流が減少して肌の細胞は栄養不良に陥り、肌荒れや老化が進みやすくなります。
また、視床下部は自律神経系ホルモンのコントロールタワーであるため、ストレスによって視床下部が影響を受けると、自律神経やホルモンのバランスも崩れやすくなります。

たとえば、ホルモンのバランスが崩れて、成長ホルモンや女性ホルモンの分泌が悪くなると、肌のコンデイションは瞬く間に悪くなります。自律神経が乱れると、毛穴からの皮脂分泌や汗腺からの水分分泌が減少して、バリア機能が低下し、肌トラブルが起こりやすくなります。
さらに、ストレスは皮膚の免疫システムをダウンさせます。
常に外界と接している皮膚表面には、たくさんの雑菌や微生物がついていますから、肌は表皮のバリア機能や、ときには体液に含まれる液性免疫を使って、それらの外敵が侵入しないよう、闘っています。こうした肌の免疫力が低下すると、ちょっとした傷も治りづらく、また紫外線や活性酸素のダメージを受けた肌細胞の修復能力も衰えて、シミやシワができやすくなります。

このように、ストレスは、さまざまな側面から肌の健康を脅かします。したがって、日ごろから自分なりのストレス発散法を見つけておくことは、美しい肌をつくる上で重要です。
なんでもいいから、気持ちの楽しくなることをして気分転換をはかりましょう。スポーツなどで身体を動かすのも、いいリフレッシュになります。また、一日の終わりには、湯にゆっくりつかり、身体の芯から温まって血行をよくし、心身の疲れを癒すことも大切です。

ストレス発散には、意識的に何も考えない時間をつくることも効果があります。
「起きているのに何も考えていない」状態、すなわち脳内空白の時間をつくることで、気持ちをリセットすることができるのです。
ほんの10分ほど静かに目を閉じ、ただ座っているだけでOK。次に目を開いたときには、気持ちがスッキリして、身体の中から「さあ、やるぞ」という前向きな活力がみなぎってきます。
一日1回、いつでもいいので、頭の中をカラッポにする時間を、意識して持ちましょう。

ストレスはため込まず、こまめに発散させること。上手に気分転換をはかれる人は、気持ちも肌も元気です。