健康ワンポイントレッスン

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あの頃の気持ちを取り戻す

高齢になって自宅に閉じこもっている高齢者はたくさんいます。身体機能が低下してやむを得ず家にいるわけではなく、外出する意欲がなくなって閉じこもっているのです。家に閉じこもっているうちに足腰の筋力や心肺機能は低下し、老いが加速されています。

若い頃、ただ歩いているだけで楽しかった、あの頃の気持ちはどこにいったのでしょうか?

男の人生は、ある意味で、年とともにいろいろなものを失っていく人生です。学生時代がもっとも意気盛んです。そこから、次々とすり減らしていく人生を送ります。

  • 「社会人になったから、あんなことはやめよう」
  • 「車を買ったから、それはやめておこう」
  • 「結婚したから、こんなことはやめよう」
  • 「子どもができたから、あれはやめておこう」
  • 「マイホームを買ったから、これはやめておこう」・・・

それを繰り返していくのが、男の人生です。女性の場合はその逆のような気もしますが、やはり女性も年とともにやる気や意欲は失われてしまうものです。

しかし、若い頃の「あの気持ち」は、なにも高齢になって初めて失うわけではありません。30歳を過ぎた頃には、20歳の頃の「繁華街を歩いているだけでも、何かいいことが起こりそうな予感がしてウキウキしていた」気持ちを失っています。若い頃の気持ちはどこから生まれていたのでしょう。

気持ちの高揚や意欲、ワクワクなどに関与するもの、それは「成長ホルモン」です。
この成長ホルモンが血液中にたっぷりあると、人は意欲的になることがわかっています。成長ホルモンは脳に対して、ポジティブ気分を高める作用を持っているのです。脳に影響を与える物質は脳内伝達物質といわれますが、いくつかのホルモン物質は、心の状況まで変化させてしまうのです。

成長ホルモンは、20歳までは体内に豊富にありますが、残念ながら20歳以降は急減してしまいます。
最近、70歳をこえた人の成長ホルモン投与希望者がどんどん増えています。体力の向上を希望する人が多いのですが、意欲やチャレンジ精神、ウキウキとした気持ちを取り戻している人が多いように思えます。成長ホルモンの場合、適量においては副作用の心配をしなくていいので「心の若返り」を望む人には積極的におすすめします。

30〜40代では成長ホルモン投与の必要性は感じないかもしれませんが、「外出がおっくうになってきた」「何もやるきがしない」などというときは、選択肢のひとつに加えてみてもいいでしょう。

体内の成長ホルモンをよみがえらせて、もう一度、若いころのポジティブな生活を送りたいものです。