会社の同じ部内の人が結核に感染しました。その人は現在入院しています(入院時期:今年の5月初旬〜)。主治医から「周囲の人には感染しないタイプの結核である」と診断され、周囲の人は強制的に検査しなくても良いことになりました。
 しかし、私は6月初旬から風邪をひき微熱が続いたので、念のため、結核の検査をしてもらいました。
 血液,レントゲン,痰の検査には異常なかったのですが、ツベルクリン反応検査で炎症の度合が大きいと言われました(赤み部分:約4.5×4cm,腫れ部分:約2×1.5cm,高さ2o位?)。
 周囲に結核患者がいることも考えると、近い過去に結核菌が体内に入った可能性がある為、薬を飲んだほうが良いと診断されました。
 現在飲んでいる薬は、以下です。
・結核菌を殺す薬:「イスコチン錠100mg」/ 1回3錠で1日1回(朝)
・副作用を抑える薬:「ピドキサール錠」/ 1回2錠で1日1回(朝)
 6ヶ月間服用するそうですが、結核に感染していないのに、本当に飲む必要があるのでしょうか。副作用もたくさんあるらしいので不安です。宜しくお願い致します。(S・Eさん)

 S様が現在飲んでいる薬についてですが、「予防内服」として処方されていると考 える ことができます。本来、結核の治療として単剤(1種類の薬)が処方されることはあ りえなく、 あくまで「感染の可能性がある」ことからの処置であると思われます。
 ツベルクリン反応検査での結果ですが、炎症の大きさだけで判断することはできませ ん。 また、感染していても発病するかどうかはまた別の問題です。6月初旬から続いてい た 微熱については、とうなっているのでしょうか?
 入院された感染者の方との接触の度合いや期間にもよるので一概に判断はできません が、 「近い過去に結核菌が体内に入った可能性・・」という判断は、間違ってはいないで しょう。
 ご心配されている「副作用」についてですが、「イスコチン錠」には手が痺れたり、 肝機能が 低下したりする副作用がみられるケースがあります。ご心配でしたら2週間〜1ヶ月 ごとに 血液検査をしていくことをおすすめします。副作用がみられた時点で服用をストップ すれば、 肝機能の低下は回復するはずです。また「ビドキサール錠」についてはビタミン剤の 一種 なので、副作用はありません。

 

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