1) なんの症状もありません。でも「糖尿病のけがある」と言われています。どうしたらいいのですか?
 血液の中には甘いお砂糖が溶けています。その濃度は、通常は70〜150mg/dlの間を変動しています。長時間の空腹が続くと糖分濃度は低下し、食後30分から1時間後くらいは、最も濃度が高くなっています。この糖分濃度のことを血糖値と言います。
 変動する血糖値が平均的に高い人を糖尿病予備軍と呼んでいます。糖尿病予備軍の人は、心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすいのです。一説によると、心筋梗塞の発症率は約2倍、脳梗塞の発症率は約4倍と言われており、また、50歳までの若い年齢で脳梗塞を起こした人のほとんどは、糖尿病予備軍、つまり「糖尿病のけ」があった人だった、といわれています。
「あなたには、糖尿病のけがあります」といわれたら、まず「何とかしなければいけない」という心構えをもってください。「症状がないから放っておこう」と思うのは最悪です。どんな対策を立てたらいいかは、ケースバイケースですが、このコーナーを参考にしてください。

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