予防医学は価値ある生き方

真吾学

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腸を知れば、人生が変わる(前編)

私は、薬をすすめない薬剤師として、生涯太らずキレイと健康を保ち、「価値ある生き方」をするための予防医学をお伝えしています。10年間で3000名の体質改善のサポートをさせていただきました。根本的な健康を取り戻すために全ての方に介入してきたことは、食事指導と栄養指導です。「私たちの身体は、食べたもの・摂取した栄養素で作られている」これは、どんなに医療・医薬品が進歩しても人間の変わらない原理原則です。人間は、食べたものを消化し、吸収し、輸送し、代謝し、排泄をします。様々な臓器がそれぞれの役割を担いながら、生命活動を維持しています。その中でも近年注目を集めている臓器が「腸」です。

「腸」は、身体の中にとり入れた食べものを消化し、栄養素を吸収する働きと、便として毒素を排泄するという2つのまったく逆の働きがあります。また、「第二の脳」と言われていたり、自律神経を整えるという面でも大きな役割をはたしています。

腸内フローラを知れば、人生が変わります。私たちの腸内細菌の数は100兆以上とも言われています。腸内細菌たちは、私たちが食べたものをエサにして、互いに競い合い、助け合いながら生きる“生態系”を作っています。これを「腸内フローラ」と呼びます。私たちが毎日出す便は、水分を除いた3分の1は腸内細菌でできているので、便は「腸内フローラ」の一部ということになります。

では、理想的な腸の状態とはどのようなものでしょうか。腸内フローラは、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌、大腸菌やウエルシュ菌などの悪玉菌、善玉菌や悪玉菌の優勢な方に加担する性質を持っている日和見菌の3種類の菌で構成されています。自分自身の食生活や生活習慣の改善に努め、意識して善玉菌を増やすような生活を送ることが大切です。

(次号に続く)